
それなりの給料をもらっているもののいつもみすぼらしい格好をしていたり、貯金がゼロという人がいます。
当然のことながらこのような人はお金の使い方に問題があり、それを改善しない限り金欠状態は継続されます。
まだ年齢が若かったり、独身である場合はどうにかなるかもしれませんが、これから家族を持つとお金の使い方が自分以外の人に大きな影響を及ぼすことになります。
ではこのような人にはどのような特徴があるのでしょうか?この点について見ていくことにしましょう。
まず、このような人の多くは貯金しません。
給料をもらうと無計画に使用してしまうのです。
貯金するようになると、お金の流れに気を配るようになります。
まず毎月定額の貯金を行うことで、収入から貯金額を引いた額の給料で生活するように心がけるようになります。
このとき節約の必要性やこれまでよりも少ない額のお金で生活する術を身に着けるようになります。
しかし貯金が大切だからと言って貯金額を決めずに「生活費が余ったら貯金しよう」と考える人の場合は別です。
このような人の多くは収入と出費に関して細かなチェックを行うことはしません。
そのためお金の使い方はルーズなままで、いつの間にかお金が無くなるといった状況に陥ることが多々あります。
現在、多くの会社は給料を振り込みで渡しています。
そのためお金は自動的に口座に入金されるわけです。
そして支払いを引き落としで行っている場合、口座から必要なお金が自動的に引き出されて支払いに回されます。
つまりこのシステムですとお金の流れを目にすることはできないのです。
こうした状況が出費に関する感覚を狂わせることがあります。
つまり給料明細だけを見て満足し、自動引き落としとなっている出費に目を向けないのです。
多くの人は光熱費や通信料金などを引き落としで支払っています。
当然のことながらこれらの出費をきちんと計算に入れて生活しなければ、お金を上手に使うことはできません。
いつもお金がないと言っている人の中には、こうした出費に無関心であることが多いのです。
常にお金がないと言っている人の多くは、出費に関して無関心です。
そのためこの点を改善すれば、たいていの場合は金欠病を治すことができます。
毎月支払うべき公共料金や家賃などを計算すると、自由に使えるお金はそれほど多くないのが一般的です。
ここから貯金額を差し引きすると、さらに状況は厳しくなります。
それでも計画的にお金を使えば思いのほかゆとりのある生活を送ることができます。
それでまずはお金の流れをしっかと把握し、無駄遣いを無くすようにすべきです。